どうも。Vtuberクリエーターの正吉です。
この記事では
- Vtuberを作ってみたいが必要なソフトが分からない
- Vtuber配信をする際に必要なPCのスペックは?
- Vtuber配信を行う際に必要なソフトを知りたい
このような疑問や不安点にお答えいたします。
本記事の内容は以下の通りです。
- Vtuber制作に必要なソフトはこの2つ!
- 配信内容別お勧めのPC3選
- Vtuber配信に必要なソフトはこの2つ!
制作全体の流れを知りたい方はこちらからどうぞ
Vtuber 2d モデルの作り方【現役クリエーターが教えます】この記事を書いている私は、
イラスト関係の副業経験は5年ほどで、Vtuber制作は3年の経験があります。
制作実績としてVtuberを30体以上制作し納品しています。
上記経歴を持つ私が解説していきます。
Vtuber制作に必要なソフトはこの2つ!
Vtuber制作にはイラスト制作ソフトとモデリングソフトの2種類が必須になります。
それぞれお勧めのソフトを以下に載せます。
CLIP STUDIO PAINT
イラスト制作ソフトのお勧めはCLIP STUDIO PAINTとなります。

特徴
- パーツ分けイラストに必要なPSD形式で出力が可能
- プロの漫画家も使っているソフトで、多彩なペンなどが使え様々なタッチで絵を描くことができる。
- プロ版になっても比較的安価で利用可能
価格
Mac・Windows版
- 一括払い(ダウンロード)版 PRO:6,400円(税込) EX:26,900円(税込)
- パッケージ版(オープン価格)PRO:8,500円(税込) EX:36,000円(税込)
iPad・android版
- CLIP STUDIO PAINT PRO 480円(税込)/月(年額3,000円)
- CLIP STUDIO PAINT EX 980円(税込)/月(年額8,300円)
Live2D
モデリングソフトのお勧めはLive2dとなります。

特徴
- 原画をそのまま動かせる:細かくパーツ分けした2Dイラストに動きをつけ、手描きの温かみや個性を損なわずに表現可能。
- PC負荷が軽い:3Dモデルに比べて処理が軽いため、低スペックのPCでも安定して動作しやすい。
- 豊かな表情表現:目や口、眉など顔パーツごとの細かい動きで、表情のバリエーションが自然で豊か。
- コストが比較的安価:3Dモデル作成よりも制作費用が安く済む場合が多い。
- 利用シーンが幅広い:VTuberモデルだけでなく、ゲーム・アニメ・広告・アプリ開発など多彩な分野で活用されている。
- 直感的な操作:フェイストラッキングソフトと連携し、Webカメラやスマートフォンで自身の動きをリアルタイム反映できる。
価格
個人・小規模事業者(年間売上1,000万円未満)向け
- 月額プラン:2,288円
- 年間プラン:1年目 15,708円、2年目 12,936円、3年目以降 11,748円(いずれも税込)
- 3年間プラン:40,392円(税込)
配信内容別お勧めのPC3選
こちらでは以下の方々を対象にそれぞれお勧めのPCを載せていきます。
- とりあえず安く始めたい人
- コスパ良いPCを使いたい人
- 高画質ゲーム配信を行いたい人
とりあえず安く始めたい人
おすすめスペック
- CPU: Core i3 第10世代以降、またはRyzen 5 5000番台
- GPU: 内蔵GPU(またはGeForce GTX 1050)
- メモリ: 8GB
- ストレージ: SSD 256〜512GB
- 主にできること: Live2Dモデル表示、雑談・歌・軽い配信
おすすめPC
Lenovo IdeaPad Slim
おすすめの理由
ゲーミング仕様のモデルでは、同等スペックの他メーカーに比べ価格が安い傾向があり、コストパフォーマンスが非常に高いため
コスパ良いPCを使いたい人
おすすめスペック
- CPU: Ryzen 5 4500またはCore i5-12400相当
- GPU: GeForce RTX 4060/3060/RTX 5060相当
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 1TB SSD
- 主にできること: ゲーム実況(主に中設定)+Live2D配信+録画
おすすめPC
G TUNE DG-I7G60
おすすめの理由
CPUは第14世代 Intel Core i7-14400F(10コア16スレッド)で、配信・動画編集・ゲーム配信など幅広い用途にしっかり対応しているため
高画質ゲーム配信を行いたい人
おすすめスペック
- CPU:Ryzen 7 5800XまたはIntel Core i7-12700F相当
- GPU:GeForce RTX 4070以上 / Radeon RX 7800 XT以上
- メモリ:32GB以上
- ストレージ:1TB SSD以上
おすすめPC
G TUNE FZ-I7G80
おすすめの理由
最新世代CPU&GPU搭載で高画質4K配信や複数同時配信、重い3Dモデル運用もスムーズなため
Vtuber配信に必要なソフトはこの2つ!
トラッキングソフトと配信ソフトが必要になります。
それぞれお勧めは以下の通りです。
VTube Stadio
トラッキングソフトのお勧めはVTube Stadioです。
特徴
- 顔や表情のリアルタイムトラッキング:WebカメラやiPhoneで顔の動き、まばたき、口パク、首の傾きなどをモデルに自然に反映できる。
- 配信向け機能が充実:OBS連携で背景透過配信やアイテム表示、ショートカットによる表情切り替えが可能。
- 無料&買い切りモデル:基本機能は無料で商用利用もOK(ロゴ表示あり)、有料DLCで機能拡張やロゴ非表示も買い切り方式。
- PC負荷が低い:CPU/メモリ使用量が少なく、配信しながらでも快適に使いやすい。
- コラボ配信対応:DLC追加で最大4人のコラボ配信も可能。
- Live2Dモデル特化:主に2D(Live2D形式)モデル向けで、多彩なカスタマイズができる。
価格
- 無料版:基本機能利用可能。商用利用は可能ですが、ウォーターマーク(透かし)が表示される。
- 有料版買い切りDLC:約1,520円(税込、Steam版など)。ウォーターマーク非表示となり、高度な機能や商用利用にも安心して使える。
- スマホ版(iOS/Android):約3,500円(税込)。モバイル対応で、外出先などでのトラッキングに便利。
OBS
配信ソフトのお勧めはOBSです。
特徴
- 無料で使える高機能配信・録画ソフトで、世界中の多くの配信者に利用されている。
- 多彩なシーンとソースのカスタマイズが可能で、映像や音声、テキスト、画像などを自由に組み合わせてオリジナル配信画面を作れる。
- ライブ配信に対応し、YouTube、Twitch、Facebookなど主要プラットフォームに直接配信可能。
- 映像や音声のフィルタ機能でノイズ除去や色補正、クロマキー合成などの加工ができる。
- 録画機能も優秀で、高画質での録画・保存ができる。
- プラグインによる拡張性があり、用途に応じて機能を追加できる。
価格
OBS(Open Broadcaster Software)は完全に無料で使えるオープンソースのライブ配信・録画ソフトウェアです。Windows、Mac、Linuxで利用可能で、すべての機能を追加料金なしで利用できます。
これにより、初心者からプロまで幅広く利用でき、コストをかけずに高機能な配信環境を構築できるのが大きな魅力です。
まとめ
- Vtuber制作に最低限必要なソフトは、イラスト制作ソフト、モデリングソフト、トラッキングソフト、配信ソフトの4つ
- イラスト制作ソフトはCLIP STUDIO PAINT、モデリングソフトはLive2D、トラッキングソフトはVTube Stadio、配信ソフトはOBSがおすすめ
PCはそれぞれ以下がおすすめ
- とりあえず安く始めたい人はLenovo IdeaPad Slim
- コスパ良いPCを使いたい人はG TUNE DG-I5G60
- 高画質ゲーム配信を行いたい人はG TUNE FZ-I7G80
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